YouTubeで「MEO対策」や「SEO対策」と検索すると、「自分で出来る」や「MEOやSEOの業者はほぼ詐欺」という言葉が並んでいます。
強ちハズレでもないとは思うものの極論に走り過ぎてて、Google検索やGoogle Mapを上手く使えず成果を出せてない企業様には、我々のような会社が必要だと感じることがとても多いです。
頑張れば成果を出せるであろうプロダクトをお持ちの企業が実に多いというのも現実なのかなと感じます。
特にコロナ禍から、どんな企業様でもMEOやSEOを更に意識される社会になってきて、知らないが故に自社の施策で成果を出せていない企業様がとても多いとも感じています。
かなり独断と偏見に満ちているかもしれませんが、本記事では、そんな外部の業者にMEOを外注する際に気をつけたいポイントを3選に絞って書いてみたいと思います。
目次
MEO対策を外注する際に気を付けるポイント
Point1. 自社の製品を知っている、若しくは理解してくれている
これは最も大切なことだと感じています。
言葉は悪いですが、数字集めのための営業マンが提案する施策・対策はだいたい何も考えられておらず、集客するべき潜在ユーザーの気持ちは何も考えられていません。
正直に申し上げますと、”この手の問題”を本当によく見聞きします。
弊社にお問い合わせをいただく企業様から、このような失敗談をよく頂戴しています。
ただし、弊社にしても、一瞬、気を抜きますと同様のことになりかねないくらい難しい問題だと考えています。
そして、施策・対策の流れを機械的にこなしていくだけであって、分析についても曖昧なことが多いです。
私どもについては、WEBサイトの状態、Search Console、Google Analyticsを用いて分析を行います。
そして、クエリごとにシナリオケースや潜在ニーズを書き出し、その中から考えられるであろう可能性を考え分析にしています。
やはり物理的なデータと実際の数字からしか分析はできません。
そこまで知見や技術があるわけではない方々の分析は、曖昧になって然るべきかなと考えています。
また、製品を探しているユーザー同様に、我々もやはりプロダクト探しや利用するユーザーの気持ちを考えなければ適切なコンテンツにはならないと考えています。
実際に製品を利用させていただいたり、店舗に赴いたり、いろいろな工夫をしながら施策を行います。
ですので、MEOはGoogle Mapに結果を掲載するだけとは言え、ユーザーの身になって惹かれるコンテンツを用意することが、最前の施策になり、そこまでやり切った施策を継続して、はじめて成果に変化が出ているものと考えています。
必ず自社の製品に興味を持っている外注先を選びましょう。
Point2. コンテンツが残る施策を選ぶ
続きまして、ポイント2。
施策をする時は、必ず何かコンテンツを残す施策をすることです。
時系列で過去に流れて行くだけのコンテンツではなく、過去に流れたとていつでも振り返りがきくコンテンツが理想です。
例えば、写真や動画を活用したSNSとの連携。
SNSのオフィシャルなアカウントは、Googleマイビジネスとリンクさせ、いつでもアクセス出来るようにしておくことで、過去に流れても振り返りやすいと考えています。
そして、マイビジネスには多数のコンテンツがあります。
- 口コミ
- 最新情報
- 製品登録
- QustionとAnswer
- 営業情報や詳細の入力データ
- SNSへのリンク
- クーポン
- etc…
マイビジネスのコンテンツを自社サイトともリンクすると理想ですよね。
つまり、マイビジネスだけを単体で動かすよりも、何かと並走させて運用した方が、ユーザーにとってはアクセスしやすく、結果として成果に繋がりやすい状況ができると考えられます。
特に口コミを集める施策についてはオンラインだけでは終わりません。
来店型の店舗の場合、対策必須となりますよね。
店舗に”口コミのお願い”などを掲示する必要はあるかなと考えます。
完全にオフライン作業です。
ですが、オフライン作業においても、コンテンツを残すための努力が必要です。
また、クーポンの履歴なども考えておきたいところです。
昨今ですと、SNSにアップしたショートムービーを「最新情報」にアップすることでビュー数に貢献してくれます。
MEOとはいえ断片的な施策にせず、ユーザーが動き、外的要因で高評価を得ることが出来る努力が必須だと考えています。
そして、単純な作業をただただ機械的にこなすのではなく、ユーザーが画面の向こうにいることを想定して、何度アクセスしてもいつでも距離を縮められる運用をしたいところだと考えています。
外的要因の評価を高められるようなコンテンツを残す努力をしてくれる外注先を探しましょう。
Point3. 原理原則がある施策を選ぶ
原理原則と言いますと、きちんとユーザーの導線を形にして考えてみて現実的な施策を考えましょう・・・という意味です。
例えば、口コミ集めをしたい時に、どうするべきかを考えるという感じでしょうか。
店舗に口コミを投稿していただくお願いのQRコードを設置したらユーザーは口コミを書きやすくなる・・・という一つの事実であり原理原則ですよね。
インセンティブについては規約違反になりますので、ご注意ください。
クーポンをアップすればユーザーの支払い金額を減らすことが出来る、若しくは一定以上のサービスを受けられるためユーザーにはメリットが出てくるので、売り上げに繋がりやすくなる・・・ということも想像できることだと考えます。
また、同時に写真などのクリエイティブに力を入れることで、クリック率も変わります。
というような、特別なことではない原理原則をいくつ集められるかを突き詰めて施策をしなければいけません。
- 最新情報をアップすると誰が見てどうなる?
- クーポンをアップすると誰が見て何がどうなる?
- 星3つの口コミがつくと誰が見て何がどうなる?
- etc…
特に難しくいことはなく、当たり前のことですね。
ただただ闇雲に作業を継続をするだけではなく、一つ一つにポイントがあり、そのポイントを考えていただける業者様を探すことで成果に繋がる外注になると考えています。
原理原則を考え共有でき理解していただける外注先を探しましょう。
締め
いかがでしたでしょうか?
記載した中にはハードルが高い作業もあると思いますので、無理をしなければいけないシーンがあるかもしれませんが、そこは外注先とともに考えていただきこれらのポイントを遵守出来るような施策ができればベストかなと思います。
そういうポイントを意識して外注先選びをすれば、詐欺でも何でもない施策になります。
全員が幸せに向かう施策になりますよね。
ここに書いた内容について、施策や対策できちんと作業をされているMEOの業者さんであれば、ある程度、ご理解いただけるのではないかなと思います。
むしろ、ここらのポイントを過剰に突き詰める業者さんもいると思います。
それこそ、突き詰めすぎるとかえってしんどくなることも少なくありません。
最初の勢いだけで継続した施策にならないということですね。
そうなりますと本末転倒ですので、そこは”合う・合わない”で決めてもいいポイントなのかもしれません。
あと、丸投げだけはしないようにしましょうね。
丸投げして成果に繋がっているケースを見たことがありません。
機械的にただただ投稿するだけ、、、では誰の気持ちも動かすことはできません。
ツールを使ってデータを流しているだけのようなことにはならないようにしましょう。
兎角、ツールに頼って何をしてるか分からない施策は一番ダメなケースだと思いますので、ツールの利用だけを推してきて何も残らない外注を選ばないように注意してください。
コメント