Geminiに、「Navboostをイメージするイラストを生成してください。明るい雰囲気でお願いします。」とお願いしたアイキャッチの可愛いイラストを生成してくださりました。
フルサイズにすると、以下のイラストです。
最高ですね🫶
さて、今回は、2023年にGoogleの提出文書に記載されていたとされている「Navboost」について考えていきたいと思います。
目次
Googleの仕組みについては、さまざまな文書があるわけですが、その大元となった文書が以下の文書ということなんですね。
ただ、これが分かったからと言って何が出来るわけではありません。
文書の中では「BoostNavQuery」がキーになっていますね。
「BoostNavQuery seo」と検索するとたくさんの結果が出てきますので、各々、解釈していただければと思うんですが、大枠としてどういう意味を持つのか?ということを考えたいところなんですね。
Googleが検索結果のランキングを決定するために使用するアルゴリズムの一つで、特にウェブサイトのナビゲーション構造やユーザーの行動データに基づいて評価を行うものです。
ユーザーが検索結果ページ上でどのリンクをクリックするかといった行動データを分析し、ウェブサイトのナビゲーション構造がユーザーにとってどれほど有益かを評価します。
具体的には、以下のような要素が考慮されます。
- クリック率(CTR) : 検索結果に表示されたウェブサイトのリンクがクリックされる割合
- クリック深度 : ユーザーがウェブサイト内で目的のページに到達するまでにクリックする回数
- 滞在時間 : ユーザーがウェブサイトに滞在する時間
言わずもがな、Googleはセッションを利用して検索結果を大きくコントロールしますが、その時に使われるロジックがアルゴリズムとして活用されているということでしょうか、清水は個人的にそのような印象を受けています。
「検索クエリに対してどのページ(URL)がクリックされ、その後、ユーザーが行動したか?そして、この一連の行動をとるユーザーがどれくらいいるか?」というところが重要になっているという解釈ですね。
特定の単一キーワードでクリックを集めることが出来れば、特定のキーワードを含んだ2語や3語キーワードでもクリックを集めることになりますよね。
この諸々をしっかりさせることが最も重要ということなんですね。
日本全国に同じ行動を取るユーザーが多ければ多い程良いコンテンツ、、、という感じでしょうか。
何をどう対策するべき?
Navboostに対してどう対策を取る?という話はナンセンスで、やはり今まで言われている通りのことを丁寧にWEBサイトに実装するべきということだと思うんですね。
metaデータを適正に充実させる
多分、この項が最も重要になるのではないでしょうか。
クリック率を最大化する努力です。
そもそも、検索結果でクリックされないと、舞台に上がることすら出来ずに終わってしまいます。
- タイトルタグ
- メタディスクリプション
- OGP
- 構造化データ
これらを最大限考えられたものにして、検索結果やタイムラインからガシガシクリックされるよにしなければいけませんね。
そして、そこからすぐに戻られることがないようなコンテンツをつくらなければいけません。
質の高いコンテンツ
もう耳にタコが出来るくらいに聞いてる話だと思います。
質の高いコンテンツを作成しましょう。
滞在時間を最大化するための努力です。
検索結果やタイムラインでクリックしてもらい誘導したユーザーがすぐに戻ることがないようにしなければなりません。
つまり、ユーザーにとって有益な情報を提供する質の高いコンテンツを作成するということなんですね。
Googleはすぐに戻るユーザーを感知することが出来ています。
前述のセッションを利用して・・・というのは、ここの部分のことだと考えられるんですね。
前述のメタデータを充実させるためには、まずコンテンツを充実させ、そこからデータを抜粋する・・・というのが正しい順序なのかなと考えます。
分かりやすいナビゲーション構造
ユーザーが目的のページに簡単にアクセスできるような、分かりやすいナビゲーション構造にする。
これは、一度アクセスしたユーザーが、サイト内でコンテンツを探しやすい状態をつくるということですね。
そうしますと、つまりはGoogleもコンテンツを探しやすいという仕組みになるわけですね。
実際、私たちにおいても、分かりやすい構造化がないと、サイト内で迷ってしまいます。
迷子状態で目的のコンテンツがつくれなくなってしまいますね。
そうならないようにする努力が必要です。
内部リンクの最適化
ウェブサイト内のページ同士を適切にリンクさせ、ユーザーがウェブサイト内を回遊しやすくすることも重要です。
例えば、スマホのハンバーガーメニューって、実は、クリック率があまり高くないというデータが出ていたりもするようです。
ページに到達したら、上から下にスクロールして回遊が終わる・・・というケースが大半だとか。
ですが、ハンバーガーメニューがあり、適正なリンクが設置されていると、そこから回遊することが出来ますね。
また、検索窓があればサイト内検索をすることも出来ますよね。
ヘッダーのロゴ付近やフッターのリンク配置は全ページ共通することに対して、全ページ共通しない部分でのリンクをどのようにするか?など、議論するべき余地はたくさんあると言われています。
ここの部分も突き詰めることで、サイト内の回遊率に大きく影響しますので、今すぐにでも見直すべきところなのかもしれません。
ページ表示速度の向上
ページ表示速度を向上させストレスなく閲覧できるようにすることも必要です。
結局、ページが開かず数秒時間が経過すると、普通なら”戻る”操作をしてしまいますよね。
そうならないようにしましょう。
そういう努力が必要です。
弊社サイトもそうなんですが、動画を表示する場合、余計に気を使いたいところかなと考えています。
締め
ひとまずは以上です。
細かいことを言い出すとキリがないかもしれないんですが、NavBoostというアルゴリズムは、取り立てて特別なことではなく、多くの人が予想していたアルゴリズムで、それが表面化した・・・くらいのことではないでしょうか。
ユーザーの行動によって検索結果上の画面に動きが出ているのは昔からあることです。
「その他のキーワード」なんかも、ユーザー(ボット含め)の検索が多いキーワードが表示される仕組みです。
かなり緻密なアルゴリズムであることは間違いありませんが、それくらいにしっかりデータは収集されています。
我々としては、NavBoostがどうとかではなく、やはり日頃から選ばれるコンテンツづくりを意識したいところですね、、、と考えます。
弊社のお話となり恐縮ですが、弊社では単発でメタデータを生成することもしていますので、気になる方はお気軽にお問い合わせください。
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